【感動する話】ある継母と娘が紡ぐ愛の物語

泣ける話

「血のつながり」こそが全てなのか?

これは血のつながっていない、ある親子の物語。

35歳の若さで夫を心筋梗塞で失った。

そんな彼女にある日突然、小学生になる2人の娘が出来た。

自分の子供では無い。

2度目に結婚した再婚相手の連れ子だった。

だが、そんなことはどうでもよかった。

継母(はは)と娘達の愛情は深まり、いつしか本当の母子になった。

やがて、時は無情にもこの母子を引き離す。

添い遂げようと誓った人との離婚だった。

「大人の都合で、辛い思いをさせてしまってごめんね・・・」

涙でぼやける視界の先には、愛しい2人の娘。

彼女達もまた泣いていた。

母がはじめて見る娘の涙だった。

あれから20年弱の歳月が流れた。

片時も忘れることは出来ず、それでいて会うことの無い3人。

彼女は生きる為に必死に働いた。

彼女を支えていた物は、2人の娘との思い出の品だった。

お母さんへ

「みんなで努力していこう!ガンバッていこー」

辛い時、悲しい時・・・

彼女の傍らにはいつも娘達からの手紙があった。

そんな彼女に再び運命の神がほほ笑んだ。

次女の結婚式に、「大切な人」として招待されたのだ。

十数年ぶりに見る「娘」は、あの時と同じ笑顔を投げかけていた。

母親の授業参観で自分に投げかけていた、あの時の最高の笑顔を。

壇上で「娘」が語った「想い」が、彼女達が過ごした空白の時間を、少しずつ、だが確実に埋めていく。

絆を強くするものは地でもお金でも無い。

「相手を思う気持ち」

 そう言って彼女は笑った。

母が向ける娘達への愛

娘達が抱く母への愛

その思いが、今日も一段と絆を深くする。

彼女たちの笑い声が、きらきらと輝きながら都会の空へ消えていった・・・

※以前TVで放送された【「スナック 猫の武蔵」みどりママの人生】を文字に起こしてみました。

昨今肉親による殺人が頻発する日本。みどりママの様な優しい愛の心が、この荒涼とした世界を優しく包むことを願って止まない。

合わせて読みたい!いや、読んでいただきたい!

いやいや、読んでくださいm(__)m!

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