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【今こそ軍事力縮小を!】時代は悔恨と反省の時を迎える

人間の歴史と兵器開発

輝かしい人類の歴史は、同時におぞましい兵器開発の歴史でもある。

人間が最初に手にした武器は、おそらく道端に転がるただの石や、木の棒きれだったことだろう。

そうした武器を手に、人間は自然界という敵に立ち向かっていったはずだ。

だが、やがてその手は、自らの仲間にも向けられていく。

青銅や鉄が発見されると、人間の手に握られ武器は、剣や鉄の矢じりの付いた槍や弓矢など、より殺傷性の高い物へと変わっていった。

銃の発明は、新たな戦争の幕開けを告げる序章にしか過ぎなかった。

【今こそ軍事力縮小を!】時代は悔恨と反省の時を迎える

ノーベルが高性能爆弾であるダイナマイトを発明すると、いよいよ人類は本格的な大量殺りくの時代へと突入する。

軍艦、装甲戦闘車両、戦闘機、大型口径銃、自動銃、ミサイル・・・

絶え間なく繰り広げられる争いは、人類にたった一発で数十万人からの人間を、一瞬にしてこの世から消し去る力を手に入れるに至らしめた。

【今こそ軍事力縮小を!】時代は悔恨と反省の時を迎える

30年戦争、フランス革命、モンゴル帝国の侵略、太平天国の乱、安史の乱、日中戦争、二度にわたる世界大戦、ベトナム戦争、朝鮮戦争・・・

過去の歴史を垣間見れば、何百、何千万人の命が失われた戦争は枚挙にいと間がない。

止むことのない戦争は、今も尚多くの人々血を流し続けている・・・

【今こそ軍事力縮小を!】時代は悔恨と反省の時を迎える

後戻りすることの勇気が必要な時代へ

思えば今世紀に入り、人間は本格的な悔恨と反省の時代を迎えているのかも知れない。

18世紀半ばにイギリスで起った産業革命を経て、人類は本格的な拡大戦略に舵を切った。

急速に高まる機械化により生産性は格段に高まり、雨後の筍のごとく生産拠点は拡大していった。

二酸化炭素の排出量など気にもせず、むしろもうもうと煙を吐き出す煙突こそ強い人類の象徴だとして、列強はこぞって富国強兵へと邁進していく。

彼らの物欲を満たす為、多くの動物達が乱獲の憂き目にあい、ひとつまたひとつと地上から姿を消した。

動物だけではない。石油、石炭、金、ダイヤモンド、木材・・・

多くの地下資源や植物も大量採掘や乱獲の対象となった。

こうして手にした富をもとに人間は自らの健康も省みず、食べたい物を食べ、飲みたい物を飲んで、贅沢を謳歌した。

しかしそんな時代は長くは続くはずがない。

排出される有毒ガスにより空気は汚染され、環境や人間自身にも大ダメージを与えることとなる。

二酸化炭素は深刻な地球温暖化を招き、乱獲は多くの動物達を絶滅へと追いやった。

地下資源は枯渇が危ぶまれ、人類は深刻な生活習慣病に悩まされている。

こうした事態を受け、人類は悔恨と反省の時代へと大きく舵を切った。

車の排ガスや工場から排出される二酸化炭素など、有毒ガスの類に関する規制は年々厳しさを増し、メーカーは対応に大わらわだ。

現にフォルクスワーゲンは、排ガス不正問題を起こして揺れいてる。

米国の厳しい環境基準をクリアすべく、試験時に排ガスを不正にコントロールしていた問題で、すでに販売した1,100万台の対象車の対応に追われている。

今後は他のメーカー担当者も、眠れぬ夜を過ごすことだろう。

悔恨と反省は他方にも及ぶ。

絶滅危惧動物に対する保護が強化され、捕獲者にとって動物愛護団体は猛獣より遥かに怖い存在となった。

石油など地下資源の枯渇に備え、企業はよりクリーンなエネルギーの開発に余念がない。

かつてない健康ブーム高まりは、菜食主義者といった極度の偏食主義者を大勢生み出す結果となった。

自然界は作用・反作用の世界だ。

行き過ぎてしまった人間の諸行為に対して、大きな反作用が働いている。

続く軍事力拡大路線

ところが兵器だけは違う。

ステルス性次世代戦闘機、巨大空母、イージス艦、強襲揚陸艦、強襲ヘリ、装甲戦闘車両、歩兵用各種武器・・・

【今こそ軍事力縮小を!】時代は悔恨と反省の時を迎える

世界中で日々新しい武器が開発・生産され、次々と前線に配備されていく。

また既に1万発の核爆弾が世界には存在しており、禁断の核兵器開発に手を染める国も後を絶たない。

即発射可能な配備核兵器は4,000発にも上り、一度核戦争場始まれば人類は簡単に滅亡する。

兵器だけが悔恨と反省の時代に抗い続けている。

【今こそ軍事力縮小を!】時代は悔恨と反省の時を迎える

必要なのは引き返す勇気

軍事行動のおける活動範囲拡大へと大きな一歩を踏み出した安部政権。

本当にやらなければいけないことは、世界を席巻する軍事力拡大の流れに、悔恨と反省へと向かう糸口を与えることでなかろうか?

近い将来兵器開発の歴史が、大いなる反省のもと、縮小に向かうことを願ってやまない。

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