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【五輪公式ロゴ】オリンピックで前大会と同じエンブレムが使われた大会

過去の優れたオリンピック公式エンブレムをもう一度!

多くの国にとって、オリンピックを誘致するのは至難の業だが、世界を代表する大国の場合、複数回にわたりオリンピックが開催される例は珍しくない。

佐野氏考案の2020年東京オリンピックのエンブレム(ロゴ)が、正式に白紙撤回になっり、再度選考が行われることとなった。

こうした事態を受けて、椎名林檎さんややくみつるさんを中心に、故・亀倉雄策さんがデザインした1964年の東京五輪公式エンブレムの再登場に、期待する声があがっていた。

東京オリンピック

「明快で荘厳。あれを超えるデザインはない。2度目の五輪開催都市として、先人への尊崇の念を持ち、理念を継承していくことが大切」

やくみつる (朝日新聞電子版)

 「斯くなる上は、亀倉雄策氏による1964年ロゴを再利用するのはいけないのでしょうか。年号は変更が必要ですけれど。『東京・二度目の余裕』を見せていただきたい、などと思ってしまいます」

椎名林檎 (公式ツイッター)

確かにかっこいい。

流石に若干の古臭さは否めないが、シンプルな中にも力強さがあり、昇りゆく太陽の如く経済成長を続ける日本のたくましさを、微妙な色のグラデーションだけで表現した秀逸さは、今見ても純粋にかっこいいと思える。

夏季大会の複数開催都市

では、過去に同じエンブレムを使用した開催都市はあったのだろうか?

近代オリンピックが開催されるようになってから、同一都市で夏季・冬季オリンピックが開催されたのは7都市。

  • 第1回(1896年)
  • 第28回(2004)
  • 第2回(1900年)
  • 第8回(1924年)
  • 第4回(1908年)
  • 第14回(1948年)
  • 第30回(2012年)
  • 第10回(1932年)
  • 第23回(1984年)

冬季大会の複数開催都市

  • 第2回(1928年)
  • 第5回(1948年)
  • 第3回(1932年)
  • 第13回(1980年)
  • 第9回(1964年)
  • 第12回(1976年)

過去の実績

当然と言えば当然だが、どの大会も同じエンブレムを使用した前例は無い。また、招致用のエンブレムを、その後公式エンブレムへと昇格させた前例も無い。

だが過去に一度だけ、同じようなロゴを使ったオリンピックがある。

それがインスブルックだ。

第9回(1964年)冬季オリンピック公式エンブレム

1964年インスブルックオリンピック

第12回(1976年)冬季オリンピック公式エンブレム

1976年インスブルックオリンピック

実は1976年の冬季オリンピックは、アメリカのデンバーで開催されることが決まっていた。

しかし、環境破壊を憂慮した住民が反対運動を展開。

結果、開催資格返上となり、1973年2月に急遽物理的に開催可能な状況などを考慮して、インスブルックに変更となった経緯がある。

その為、公式エンブレムをいちから作る余裕が無かったのだろう。

五輪の色を黒に統一する、字のフォントを変える等の小幅な変更で対応したものと思われる。

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